キルトそめちのみなさん
テーブルの上にはクリスマスツリーの型紙やパッチワークが並べられ、作りたいものがあれば講師の石原さんが丁寧に教えます。そんな和やかな雰囲気で作品作りを進めている「キルトそめち」の皆さんに、インタビューしました!
キルトそめちとは?
毎月第三月曜日に、染地地域福祉センターにて、パッチワークや小物をつくる手芸サークルです。
現在(令和4年12月現在)、染地地域福祉センターは令和5年3月まで休館中のため、たづくり11階の生涯学習情報コーナーにて活動しています。
NYで学んだ手芸スキルを活かして
講師の石原さんは、ご家族の事情でNYに滞在中にパッチワークなどを学びました。
帰国後、お手製のバッグがご友人に留まったことがきっかけで「キルトそめち」の講師となりました。
当初は、市の事業で1991年から活動され、その後も自主サークルとして今に至ります。
つまり30年以上キルトそめちは活動しています!
作りたいものを作る
現在、メンバーは11人。
参加者の作りたいものを聞いて、石原さんは型紙を起こしたり、作り方を教えたりしています。
「できないことができるようになるのが楽しい」という参加者の声に、先生は応えます。
みんなと顔を合わせて、参加者同士で時には教え合いながら、おしゃべりをしながら作品を作っていきます。
作品を通して作られる居場所
石原さんは、海外に行ってしまった参加者に型紙を送ったこともあるとか。そしてその方は帰国後、再びキルトそめちに戻ってきた、というエピソードも。
また、今年、調布市に転入した方は市報ちょうふに掲載されていた記事を見て、参加したそうです。「調布に来た時は知らない人ばかりで不安したが、キルトそめちを通して、こうしてお友達ができました」と笑顔で語ってくださいました。
30年間、活動の場所は変わりながらも、皆さんの大切な居場所となっています。
これからも変わらずに。みんなの居場所として
ちょみっとのマスコットキャラクター「ちょみっとん」を、石原さんを始め、参加者の方(写真には写っていない生徒さん)が作ってくださいました。
そんな手作りちょみっとんと、皆さんが作成された作品と一緒の集合写真がこちらです。
「今後も、みんなの繋がりの場所になればと思う。しかし無理せず、続けていきたい」と石原さんは語ります。
「キルトそめち」について
活動日時:第三月曜日10:00~12:00
活動場所:調布市文化会館たづくり11階生涯学習情報コーナー(外部リンク)
令和5年4月以降は染地地域福祉センター(外部リンク)
活動内容:暮らしに役に立つ小物や袋物・タペストリー等々を作ります。
参加したい方:生涯学習情報コーナー(042-481-6155) まで