多摩川地区協議会 防災フェス(避難所開設訓練) 12月4日(土)実施
こんにちは。ちょみっと担当です。
12月4日土曜日に多摩川地区協議会で防災フェスが実施されました。
多摩川小学校で実施した本イベントにお邪魔してきましたのでその様子をお伝えします!
多摩川地区協議会の防災フェス
多摩川地区協議会は様々な活動をしておりますが、中でも防災の取り組みに力を入れています。
毎年、子どもも大人も楽しみながら防災について知ることができる「防災フェス」を実施。
例年であれば体験型のブースをたくさん用意するところですが、今年はコロナ禍の状況もあり、内容は避難所開設の訓練、さらに地区協議会メンバーほか関係団体のみの参加となりました。本当は地域でなるべく多くの方に声かけし、防災について考える機会をつくりたいと検討していましたが、残念ながら断念せざるを得なかったとのこと。
来年こそは地域参加で開催できることを願っています。
集合
当日は、大変寒い中ではありましたが、無事に青空の下、多くのメンバーが集合。
まずは打ち合わせ、すべての準備を役員で整えるのではなく、あえて集まった皆で考えて準備する。
誰が最初に来るかわからない災害本番を意識した訓練が多摩川地区協方式。
まずは避難所開設のための準備
まずは、防災倉庫や地区協倉庫から物品を搬送。
テントや机を設置し、避難場所の支持表示も貼り付け。場所が離れているので、今回は学校に常備してある無線機も使い慣れる意味も込めて使用。
避難所での受付をシミュレーション
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた内容とし、まずは総合案内で検温と手指消毒。
一般受付へ行く方と発熱者の行き先を振り分けます。
その後は、校舎の脇を抜け、校庭を通って体育館前の一般避難者受付へ。
震災で校舎が崩れることも想定し、あえて校舎内は通らない想定です。
一般避難者受付にて名簿をお渡し、記入してもらい避難者受付完了。
段ボールベッドと簡易テントの設置を体験
体育館では段ボールベッドと簡易テントを子どもたちと一緒につくりました。
子どもたちは学童クラブのみんなが参加してくれました。皆大喜びですね。
今後に向けて
最後に・・・今後に向けて皆で意見交換を行いました。
「受付で記載せずに避難場所(体育館)に入ってから記載したほうが良いかも・・・」
「いざという時の情報は何で得るのが良いか」
など今後の工夫や知りたいことなどが皆で話合われました。
今回は、地区協議会メンバーのほか、学校関係団体、学童クラブの子どもたち、市の防災部署も参加して約40人で訓練を行いました。
会長からは、「スムーズに進められなかった」と反省のお話しもありましたが、いるメンバーで一緒に考えながら準備するという一歩踏み込んだ訓練を実施され、いざという時の訓練としての意味合いとともに、地域で互いの顔を知る貴重な機会となっていることを感じました。
おまけに・・・
参加した方に、帰り際にお土産として防災グッズ等を詰めてお渡しします。
訓練の一環として子どもたちにもアルファ米を詰めてもらいました。
子どもたちが楽しそうに作業を手伝う姿を見て、改めて、このような継続した地域の取り組みが防災意識の定着につながっていると感じました。
多摩川地区協議会の活動は・・・
独自のホームページやFacebook等で情報発信しています。ぜひご覧ください!
■多摩川地区協議会ホームページ
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