2021.08.03 TUE

こんにちは、ちょみっと担当です。

市内の学校で,台風シーズンを前に風水害を想定した避難所開設訓練が実施されました。

8月2日の午後は,調布市立国領小学校での実施。
今回の避難所設置訓練では,「一般避難者」のほか「要配慮者」「発熱者」「ペット同行者」の各受付を校舎内に設置し,それぞれ対象者ごとの避難を想定した訓練となっています。実際に各受付を設置してみることで,受付の流れや設置場所の課題などについて気付くことができました。

国領小学校地区は,今まで実施した避難所とは異なり,地区内に浸水エリアはありませんが,風水害時には避難所として開設されます。そのため,国領小学校の地区協議会である「こくりょう・みんなの広場」の方々にも協力をいただき実施しました。

意見交換では,地域の皆様から「避難所開設にあたって必要なものがどこにあるかわかりやすくした方がいい」「指示役である市職員が地域の方に遠慮しては,少ない人数の中で円滑な避難所開設ができない」「要配慮者の受付と一般避難者の導線に課題がある」など沢山の御意見をいただきました。市職員と地域の方が一緒になって訓練をすることによって見えてくる課題も多いと感じました。

地域と一緒に「防災」を考えるということが印象的なこの訓練について,引き続きちょみっとでその様子をお伝えしていきます。