11月28日(日)に、上ノ原まちづくりの会主催の「上ノ原防災展示会」に参加しました。
新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して、例年、上ノ原小学校で行っている「防災訓練」とはやり方を変え、今回は、上ノ原ふれあいの家で、DVDの上映会と展示会を行いました。

【DVD上映】「首都直下地震への備え」

第1集会室では、東京都防災学習セミナーを活用したDVDの上映会を行いました。
「首都直下地震への備え」というテーマで、事前に現地調査・打合せのもと、上ノ原地域専用のDVDを作成していただいたものを放映しました。
2回上映されましたが、1回目は満員となりました。参加された皆さんは、地震への備えについて熱心に学習をされていました。

【展示会】令和元年台風19号の避難所の様子、マンホールトイレの使用方法など

第2集会室では、防災に関する展示がなされました。
令和元年台風19号時の市内の避難所の様子、ダンボールベットやマンホールトイレ使用方法の解説などに関する展示がありました。特に、上ノ原地域は台風19号に関しては影響が少なかったため、当時の避難所の様子を実際に見て、驚かれている方が多くいらっしゃいました。

【展示会2】災害時のアイディア食の紹介

第3集会室では、災害時のアイディア食ということで、上ノ原まちづくりの会の運営委員さんが、実際に調理したアイディア食の展示や調理方法の解説を行いました。
災害時に備えた備蓄の大切さを伝えるため、ローリングストックの観点で、さば缶、ナッツやお菓子など普段から家庭にある食品を用いてアイディア食を紹介しました。
日常の食卓でも、おかずやおやつになるものだったため、今すぐにでも実践できるものばかりでした。参加者の皆さんも備蓄に対する意識が変わったのではないでしょうか。

2年ぶりの防災イベント

最後に、参加者にはお土産として、クラッカー、缶詰、災害時のアイディア食レシピをお持ち帰りいただきました。
今回は、防災イベントとしては2年ぶりの開催となりました。10月の美化大作戦に続き、コロナ禍でありながら、徐々に地域のイベントを開催できるようになってきました。様々な地域の方々と直接対面で交流することの大切さを改めて実感することができました。