富士見 BASE で pebbles を運営している、太田風美さんにお話をお聞きしました!
pebbles とは
地域の方が持ち込んだプラスチックごみを集めて、砕き、熱加工して作品にする再生プラスチックステーションです。作品はインターネットで販売しています。
どのように運営しているの?
基本的に1人で行っていますが、家族にもサポートをしてもらっています。
父は、鉄道会社に勤めて電車を作っていたので、その技術を生かして、プラスチック専用の手回しのシュレッダーをモーター付きに改良してもらいました。母は、過去に縫製の仕事をしていたので、布看板などを作ってくれました。
もっと地域の人に知ってもらいたいので、広報に一番力を入れたいと思っているのですが、本業の仕事をしながら1人で運営しているため、情報発信に思うように時間が割けないのが現状の運営の課題点です。
地区協議会等の地域の力を借りて情報発信できたらうれしいです。
pebbles を始めたきっかけは?
「かわいい柄のテーブルを作りたい」と思ったのが、この活動を始めるきっかけでした。 手段を探していたところ、再生プラスチックを使用する、「プレシャスプラスチック」(廃プラスチックを加工できる機械とその設計図、知識が無料で一般公開されているオンラインコミュニティ)を知りました。
元々大量生産・大量消費に疑問を持っていて、プラごみ問題に興味がありましたし、「プレシャスプラスチック」の手法を使えば自分でものづくりができると思い、ぜひこの活動をやってみたいと考えていました。
その中で、市報で「富士見 BASE」のオーディション募集を見つけて応募しました。
これから挑戦したいこと
今は機材の都合上難しいですが、いつか大きなテーブルや椅子の座面など、もっと大きなものづくりに挑戦してみたいです。
また、地域の方からいただく「作品作りを体験してみたい!」という声に応えるため、ワークショップもしてみたいです。ワークショップを通じて、ペットとプラの違いなど、プラごみの知識を知ってもらう機会も作れたらと思います。
また、プラスチック製品や、ビニール袋を使わない等、地域の方の日常の消費意識が変わるお手伝いが出来たらいいなと思っています。
子供が気軽に来られるような場所にしていきたいですし、地区協議会や自治会を巻き込んだり、 調布市で何かイベントを実施したりもしてみたいです。
富士見 BASE について
富士見町の空き家を活用した、地域の新たなつながりの場所で、子どもから高齢者まで誰でも利用できます。
3組の運営者を中心に、まちに根付いたコミュニティ活動や小商いの場として、令和4年6月1日にスタートしました。
住所 〒182-0033「 東京都調布市富士見町1丁目9-7
京王線西調布駅下車徒歩 10 分(調布市立石原小学校近く)
営業時間 火曜日・木曜日・土曜日の午後2時から7時まで
問合せ 調布市役所 住宅課 空き家施策担当 042-481-7817
※pebbles は、土曜日の午後2時から7時まで
※富士見BASEは、令和5年3月18日をもって運営を終了します。
令和5年4月からは、飛田給にある空き家が、地域の居場所に生まれ変わる予定です。