調布てんとう虫子ども会 代表 宮崎 太郎 さん
地域にとって子どもたちと共にしあわせをつくっていく存在でありたい
調布てんとう虫子ども会とは
「調布てんとう虫子ども会」(略称てん虫)は1978年に誕生した地域の有志による子ども会です。
当時、放課後の子どもたちの生活や、身体を思いっきり動かす活動の不足、手先の不器用さなどについて不安を持っている保護者たちの声かけで始まりました。
そこでは異年齢集団での活動、さまざまな文化活動などの必要性など、いろいろな要素を取り入れた活動を、子どもたちと展開していくことを重要視してきました。
当時、調布市教育委員会社会教育課で行われていたジュニアリーダー講習会の卒業生にも協力を頼み、子ども、親、若者、地域が一体となっての活動を現在まで40年以上続けています。有志による手作りの組織なので、いろいろな困難が常につきまとってきましたが、それを多くの人の協力で乗り切りながら現在に至ってます。
活動は主に、多摩川の川原や金子地域センターなどで活動しています。
会員は小学校1年生から中学校3年生までで、それより年齢が上の人たちは指導員として子ども会を運営していきます。
主な活動内容は「例会」「行事」「リーダー会」になります。
例会は第二第四土曜日の午後に行います。集まっていろいろな遊びや工作などをします。
行事は月に一回日曜日に行います。親にも呼びかけて、たくさんの人数でどこかに出かけたり、少し大がかりな活動をします。
ハイキングに行ったり、もちつきをしたり、いろいろです。宿泊行事も年間3回程度行っています。
リーダー会は月に一度土曜日の夜に行います。小学校6年生から中学生が集まり、指導員の援助のもと、例会や行事の計画を作ったり、いろいろな役割分担をしたりし、子ども会を自分たちのものとして運営していく会議を行います。
その他に夏と冬に、中学生以上は長期の宿泊事業を行い、個人の学習を高める勉強の合宿も組んでいます。生活つくりと同時に学習にも着目します。
長く活動してきたので、昔会員だった子が指導員になり、親になり、その子がまた会員になるというかたちになってきています。
コロナ禍で工夫したこと
コロナ禍でも、緊急事態宣言が出ていない時は、感染防止対策をしながら活動してきました。
多摩川土手のハイキングや、川原で野外ゲームをしたり、花火や天体観測、たこ揚げなど野外での活動を中心に行いました。
これから挑戦したいこと
これからは今まで以上に自然と結び合える活動を増やしていきたいと考えます。
皆さんへのメッセージ
調布てんとう虫子ども会は子どもたちと共に親や若者たちみんながたくさんの学びや喜びをつかむ場です。
たくさんの仲間が増えることを期待しています。
活動日時・場所・連絡先について
・活動日時
「例会」 第2・4・5土曜日 午後2時から4時30分
「行事」 月1回日曜日 時間は行事によって異なる
・主な活動場所
上二ヶ領のダム下流の芝生の川原、金子地域センターなど
・メールアドレス