杉森小学校にて,すぎもり地区協議会が主催する防災訓練が実施されました!
すぎもり地区協議会が行う防災訓練は,学校との連携で,杉森小学校の3・4年生を対象に,土曜日の3・4時間目を使って行われます。
子どもたちは,それぞれのブースで訓練を体験してスタンプを集めます。楽しみながらも担当者の説明に真剣に耳を傾け,一生懸命訓練に参加していました。
<煙体験>
体育館の倉庫内に煙を焚いて訓練を行います。子どもたちは身を低くして,ハンカチで口元を押さえながら倉庫に入ります。目の前が真っ白で,恐る恐る出口に向かって進んでいました。
<119番通報訓練>
電話機を使用して119番通報を体験します。日頃固定電話を使用しない子たちもいるため戸惑いながらも,現在の状況や場所を一生懸命伝えていました。
<応急手当訓練>
バンダナやレジ袋を使用して,腕を固定する応急手当を体験しました。説明を聞いて,実際にバンダナを腕に巻いて固定をしてみました。
<担架搬送訓練>
砂の入った人形を担架に乗せて,大人と一緒に協力しながら運びました。
<AED訓練>
消防署職員からAEDの使用方法について,真剣に説明を聞いていました。また,心臓マッサージのやり方も教わり,実際に体験しました。
<初期消火訓練>
はじめに,大きな声で周りに火事を知らせてから,消火器を使用して初期消火を体験しました。
すぐにコツをつかみ,的をめがけて消火器を噴射していました。
<重量物移設訓練>
自力ではなかなか動かない大型車を,滑車の原理を使って動かす体験をしました。子どもたち4~5人で車を引っ張ってもなかなか動きませんでしたが,滑車の原理を使うと,重さが1/4になり,子ども一人でも車を動かすことができました。
地域全体で子どもたちを育てていくという皆さんの熱い思いが伝わる防災訓練でした。
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